絵と料理
絵の勉強と料理人の修行はよく似ています。
料理人は修行先で皿洗いから始まり、一から技術を学びますが、
同時に鍋の底に残った先輩の料理の味を覚えながら、味覚も磨いていきます。
特に味覚の鍛錬は重要で、その料理人が味覚オンチならば、
客を満足させる料理を作れるはずがありません。絵も同じで、絵を学ぶ人が、
技術ばかり身に付けても、古今の美術の鑑賞ができなければ、
観る人を感動させるような絵を描くことは難しいでしょう。
当教室では、技術を学ぶのと同時に、
古今の多くの名作を味わうことをお勧めします。
特に現代において絵を描くならば、近・現代の美術の鑑賞が重要です。
時には消化が悪くて、下痢することがあるかもしれません。
しかし初めて出会う味に、新鮮な驚きを感じられることもあるでしょう。
もし今日現在までの美術が理解できるようになれば(誰でも2年あれば可能です)、
その人は「誰もが白いキャンバスを前にしたとき、美術史に残るような傑作を描く可能性がある」
と言われてきた、その可能性を手に入れることができるのです。
■ コース | |||
・デッサン コース | |||
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・水彩・アクリル画 コース | |||
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・油彩 コース | |||
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・現代美術 コース | |||
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・「『美術手帖』を読む」 コース | |||
・その他 | |||
(オブジェ・インスタレーション等、絵画以外) |
■スケジュール
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〒814-0104 福岡市城南区別府1-19-11 和田千秋 wadachi@k6.dion.ne.jp |
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